interview10
架け橋として、
日本の当たり前を世界へ
グローバルビジネス事業部
H・K
2021年入社 経済学部卒
CAREER
1年目〜
ATMプラットフォーム推進部
提携金融機関(当社ATMで利用できる金融機関)の営業窓口として、ノンバンクや消費者金融、九州の地銀、ネット銀行等を担当。
5年目〜
グローバルビジネス事業部
海外にある4つのグループ会社(アメリカ、インドネシア、フィリピン、マレーシア)のうち、メインでアメリカFCTI社の管理・運営サポートに従事。
01
入社動機を教えてください。
高校時代の海外留学を通じ、日本で普段当たり前のように享受してきたモノやサービスのありがたみを再認識した経験から、就職活動では縁の下の力持ちとして人々の生活を下支えする仕事に就きたいと考えました。そこで頭に浮かんだのが、ATMです。蛇口を捻ればいつでも安心して水を飲めるように、ATMが身近にあるおかげで私たちはいつでもどこでも気軽かつ安全に入出金できます。私たちは普段の生活の中で当たり前のこととして受け止めていますが、日々の暮らしに絶対に欠かすことのできないインフラでもあります。そうした生活に身近なATMというツールを通じて、時代のニーズに柔軟かつ迅速に対応しながら金融サービスを提供しているセブン銀行に強く惹かれました。
また、就職活動に際しては高校時代の恩師の「選択に迷ったときは、その選択の先にある自分の姿を想像して、しっくりくるかどうかを考えてみるといいよ」とアドバイスいただいたことを念頭に置いていました。セブン銀行を選んだのは、自分がここで働く姿を最もクリアかつ明るくイメージできたからです。社員一人ひとりの事業に取り組む姿、面談等で接した先輩社員の温かな人柄は非常にポジティブな印象で、今振り返ってもよい選択だったと思っています。
02
現在はどのような業務を担当していますか。
グローバルビジネス事業部は「世の中のすべての人たちに“お金”をより便利に」というミッションを掲げ、主に①海外における新規事業の企画・開発等の事業戦略の策定・推進②現地法人の経営・業務支援等を担う管理業務③現地法人の経営、企画、開発・管理を担う現地法人への駐在、の3つの業務を行っています。その中で私が携わっている業務は、当社アメリカグループ会社であるFCTI社の業務支援・予算及び件数等の数値管理・法令対応・各種報告資料の作成・日本メンバーへの情報連携等です。
アメリカ国内にあるFCTI社のATMは約8,500台(2025年6月時点)。その活用を推進し、ビジネスの発展を日本からサポートすることが私のミッションですが、当然日本とは環境が大きく異なるため、毎日が勉強で、刺激を受けています。例えば、日本国内の当社ATMは比較的幅広い層に利用されておりますが、アメリカではある特定の層の利用が集中する傾向にあります。また、アメリカでは“バイウィークサラリー”、つまり給料日は2週間に一度が基本です。このような違いをよく理解した上で、日本での事例をそのまま適用させるのではなく、現地の環境毎に柔軟にアジャストさせていく必要があり、そのサポートをグループ会社の経営陣と連携しながら取り組んでいます。
03
仕事の面白みはどんな点ですか。
海外グループ会社の運営における業務範囲はかなり広く、幅広い領域の知見が求められる一方、マクロな視点で経営面に携われる醍醐味があります。日本の当たり前がまったく通用しない面もあれば、日本流をアレンジして取り入れてもらったら上手くいくこともあり、こうした違いは興味深いものです。学生時代の留学で異文化コミュニケーションについて多少なりとも体験したつもりでしたが、いざビジネスとなると、締め切りやルールの関係もあって難しいと感じる局面が少なくありません。グローバルビジネス事業部は多様性への許容度が非常に高いメンバーがそろっており、皆さまから日々刺激を受けながら、「自分の価値観を是として押し付けない」こと、「文化の違いを鑑みた上でアプローチ手法を変える」ことを特に意識して業務に取り組んでいます。
04
将来のキャリアビジョンについて教えてください。
入社してから漠然といつか海外事業に携わりたいと思ってきたので、入社5年目でグローバルビジネス事業部に異動したことは、自身のキャリアにおける大きな一歩となりました。前部署で得た営業窓口ならではの経験や様々な部署とのつながりは今の業務にもよく活きており、これらの知見をベースに、2025年8月からは実際に現地赴任して、FCTI社の1メンバーとして事業運営サポートに携わっています。やはり現地でなければ感じ取れない部分は多いと思うので、日本及び現地メンバーと密にコミュニケーションを取りながら、日本とアメリカの橋渡しになれたらと思っています。
FUTURE
あなたが実現したい、次の「あったらいいな」
「現金」は今後も必ず必要とされると思っています。現金の身近な出入り口としてのATMを世界中で設置し、世界各国の「あったらいいな」を実現していきたいですね。
SCHEDULE
1日のスケジュール
-
8:30
出社
チャットおよびメールチェック。 -
9:00
オンラインミーティング
FCTI出向者と、進行中の案件について進捗確認及び情報共有。 -
10:00
資料作成
パートナー企業に提出する資料の作成及び出張準備。 -
12:00
昼食
オフィス周辺でランチ -
13:00
部内定例会
週次にて各グループ会社の数値、進行中案件の共有及び各国の情報シェア。 -
15:30
資料作成
稟議書作成及び情報共有会用の数値準備。 -
17:30
退社
ジャズダンスのレッスンへ。