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interview07

上流工程のさらに上へ

金融ソリューション部
D・Y

2022年入社 
システムエンジニア科卒

CAREER

1年目〜

金融ソリューション部
7ⅰD 連携システムにおいて要件定義からリリースまでを担当した後、新金融アプリの開発に取り組む。プロジェクトの方針変更により担当領域は終了し、その後は新外国籍向けアプリ開発に携わる。

01

以前は北海道でSEをされていたとのことですが。

生まれも育ちも北海道で、専門学校卒業後は札幌のSIerでSEとして勤務していました。主に手がけていたのは公共系のシステムです。やりがいのある仕事ではあったものの、エンドユーザーの声などに触れる機会がないことには物足りなさを感じていました。そんなときに経験したのが、コンビニでの支払いに使うアプリの開発です。実際に人に使ってもらえるシステムづくりに携われるやりがいを実感しました。そこでコンビニのATMについて調べてみて、セブン銀行のATMの存在を知ったのです。
セブン銀行では自社のATMを起点とした金融事業を展開しており、自社事業として内製化しているため、それまでウォーターフォール型の下流での業務が多かった私にとって上流から携われることは大きな魅力でした。同時に、エンドユーザーの反応をダイレクトに知ることができる点にも強く惹かれました。
札幌に暮らしていましたので面接等はすべてリモートで行い、入社が決まってから上京。初出社の日がセブン銀行本社に足を踏み入れた最初の日となりました。初めての東京生活でしたが不安はなく、「大規模なシステムに上流から携わるなら、やっぱり東京でなければ」とワクワクしたことを覚えています。

02

どのようなお仕事に取り組んでいますか。

現在取り組んでいるのは、外国籍の方に向けたスマートフォンアプリの開発です。
ご承知のように日本で働く外国人労働者、あるいは外国人留学生は年々増えています。一方で電話回線の契約ができない、銀行口座をつくれないという方がたくさんいらっしゃいます。銀行口座がなければ給与振り込みができない等の不都合がありますから、代わりにセブン銀行の口座やATMを使っていただきたいという提案を行っています。私が開発を担当しているのはその際にご利用いただくアプリです。現在はまだ要件定義の段階で、詳しい仕様を詰めていくのは先になりますが、口座の残高や支払明細が確認できるのはもちろんのこと、在留カードと紐づけるなど、外国籍の方向けの便利機能も搭載したいと考えています。もちろん多言語対応も行わなくてはなりません。
外国籍の方々の困りごと解消に貢献できるという点で非常にやりがいのあるプロジェクトではありますが、一方で市場規模がどの程度になるか見通せず、ビジネスとして成立するかが不透明なのも確かです。どのような機能が必要とされるのかも、明確ではありません。そこでミニマムにスタートさせて、利用していただきながら柔軟に仕様を変えていくスタイルで開発することになりそうです。
社会課題を解決するためにゼロからアプリケーションを開発する機会はめったになく、セブン銀行だからできるチャレンジだと感じています。

03

前職の経験はどのように活かされていますか。

札幌時代は行政の方々と一緒に仕事をする機会が多くありました。しかし、多くの方はシステムに関して一般的な知見しかお持ちでなかったため、具体的な仕様等を詰めていく段階では意思疎通に苦労したことを覚えています。現在は事業会社内のSEとしてビジネスサイドの方々と連携する機会が多いため、前職で鍛えられたコミュニケーション力は非常に役に立っています。
また、現在はプロジェクトマネージャーとして業務に携わっていますが、札幌時代には1人のエンジニアとしてプロジェクトに参画していたことから、コーディング等を担当する下流のエンジニアの気持ちがよくわかるという点もアドバンテージになっています。システム開発は大勢の人の力で進めるため、人の気持ちに寄り添った管理をすることが重要であり、そこは私の経験が活かせていると感じます。

04

今後、挑戦したいのはどんなことですか。

2点あります。1つめが、マイクロサービスをつくることです。
新しいサービスを提供するアプリの場合、お客さまのニーズに合わせて柔軟に対応していくことが求められます。そこで機能ごとにマイクロサービス化し、疎結合させることで、システムに拡張性と柔軟性をも持たせ、仮に障害が起こったとしても、影響を限定的に抑えることができます。開発期間も短縮でき、新しいサービスをいち早くお客さまにお届けできる点でも有効だと思います。
2つめが、セキュリティツールの自動化です。当行のシステムは定期的に脆弱性がないか診断を行っていますが、セキュリティ上の脅威は毎日更新されているといっても過言ではありません。そのため毎日自動で診断できるツールと仕組みを開発し、脆弱性チェックを強化していきたいと考えています。お客さまに安心して使っていただけることはもちろん、ITシステム部門全体にも貢献できるのではないかと考えています。

FUTURE
あなたが実現したい、次の「あったらいいな」

「セブン銀行といえばATM」というイメージが一般的でしょう。しかし、スマホアプリの「Myセブン銀行」が100万人のお客さまにご利用いただいているように、「セブン銀行といえばアプリ」というイメージもつくりたいと思います。アプリをATMと並ぶチャネルに育て、社会の様々な困りごと解消に貢献していきます。

SCHEDULE
1日のスケジュール

  • 8:45

    出社
    メール、チャットチェックとタスク整理。

  • 9:00

    朝会
    プロジェクトの進捗状況や課題について、チーム内で打合せ。

  • 10:00

    打合せ
    業務部門との定例会議や、外部サービス窓口との会議を実施。

  • 12:00

    昼食
    丸の内でランチ。

  • 14:00

    ドキュメント作成
    要件定義書や、設計書などプロジェクトに関連するドキュメントを作成。

  • 15:00

    問合せ対応
    運用中のシステムに関するお客さまからの問合せに対応。

  • 16:00

    調査、学習
    新しい技術やツールについて調査・学習する。常に最新の情報をキャッチアップ。

  • 17:30

    退社
    仕事終わりにはサウナで整います。

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